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変化の時

キリンカップ、日本代表2連敗...。

相手はペルー代表とUAE代表、どちらも勝てない相手ではなかった。

最悪でも引き分けに持ち込めた相手だった。


失点パターンも同じで、カウンターを叩き込まれての失点。

失点以上に残念だったのは、前に仕掛ける意識が薄いこと。

ボールより後ろにいる選手が多すぎる、2人3人4人とどんどんボールを追い越さないと。


バーレーン戦の準備試合と位置づけているが、この試合はこの試合で勝つか負けるか

もっとこだわってほしかった。じゃないと、この試合の意味なんてない。

相手はカウンターを得意とするリアクションサッカーなのだから、ポゼッションでゲームを支配しよう

とするだけでなく、もっと縦への突破のスピードを上げてほしい。もっとこっちから仕掛けないと。

その後の相手のリアクションを封じる、これがテーマではないのか?

相手のカウンターをくらうというリスクを考えすぎるんじゃなく、そのカウンターをくらったときの

対応を、この機会に実践すれば、とても良いシミュレーションになったのではと思う。


前へ速く仕掛けるというリスクを冒さないと、得点なんて奪えない。

ジーコにはリスクを冒した時の戦術というものはないのかな?

あれだけのメンバーを集めて、こんな試合しかできないのは、監督の問題だろう。


だからと言って、今ジーコ監督を更迭してほしくない。


このままではいけないと一番思っているのはジーコ自身だろう。


このチーム状態をどう立て直し、バーレーン戦に挑むのか?

今までどおりでは、改善されないだろう。

もう、ジーコ自身が変化しなければいけない。

監督を変えるのは簡単、でも監督自身が変わるのは大変。

でも今変わらなければ、日本がW杯出場したとしても、得るものはほとんどないだろう。


ジーコは自分のプライドと共に日本と心中するのか?

それとも、神様と呼ばれた自身のプライドを捨て、日本に変化をもたらすのか?


次のバーレーン戦で証明されるだろう。
by 1981-TFC | 2005-05-27 22:38 | 日本代表


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